ヘルシースマイルは、皆様のお役に立つお口の情報コーナーです。

　去る2014年7月6日日曜日　お茶の水にある東京医科歯科大学　鈴木章夫記念講堂にて、ＰＤＳ研究会主催の症例報告会が開かれました。

この研究会は、発足26年を迎え現在会員数が70数名、参加歯科医院は当院を含めて11歯科医院の大所帯であります。今回は、会員以外の歯科医院に向けて、普段私達が学術誌・業界誌を通じて発表している症例報告を5歯科医院が代表して発表させていただく会となりました。

　当日は梅雨の間の晴天に恵まれ、日曜の行楽日和にもかかわらず、北は福島県から南は愛知県に至るまで300名近い参加者が集まりました。参加者は、歯科医師、歯科衛生士がメインでしたが、中には歯科衛生士学校の学生さんの姿もあり、皆さんとても真剣にメモをとられる姿が印象的でした。

　発表の内容といえば、各歯科医院に15年、20年を超える長期にわたり来院して下さっている患者様たちと、院長はじめスタッフたちがどのように関わらせていただき、いかにお口の中の快適な状態を長きにわたって維持してきたかということが主なものです。さらに技術的なことはもちろん、患者様をサポートしていくために精神的・心理的な面から各医院で工夫している点などについても話が広がり、とても中身の濃いものとなりました。発表の終盤には、活発な質疑応答が交わされ、参加者の熱心さが伝わる講演会となりました。